主武装は装甲厚65mmの砲塔に内臓された、光度800万カンデラのカーボン・アーク灯で、砲塔の砲はダミーです。
装甲シャッターの開閉でモールス信号を送ることもできたようです。
秘密保持があまりにも厳しく実戦に参加して活躍する機会があまり無かったようです。

みょうちくりんというかレトロフューチャーな姿に製作意欲を掻き立てられました。

■製作コメント

タミヤのM3グラントにレジン製キットを組み合わせました。
車体砲はアカデミーのM3から移植。
車体前面の二連マシンガンと、スプロケットギアカバーのグリスポイント？を真鍮パイプで追加。
ライトガードは金属板で自作。
車体全面のフランジにエッチングノコで筋彫りを入れてスリーピース結合を再現しています。

ノーマルのグラント砲塔も製作したので、ナンチャッテグラントにもなります。
こちらは37mm砲をアカデミーのM3から移植し、ラッカーパテを塗った後真鍮ブラシで叩いて鋳造肌を表現しています。


■塗装概要
車体はＧＳＩクレオスのラッカー系マホガニーをエッジ等に塗った後、微妙に残しながらダークグリーンを基本色としてエアブラシ塗装。

墨入れ、ウェザリングには、タミヤのエナメル系グリーン、艶消しブラック、ウェザリングパステルを使用しています。