イタレリ社のキットをベースに、足回りや外装品を一部他社製に交換/追加して製作しました。
キットは全体としては鋼製転輪や煙突型マフラー装備等、H型〜J型ベースの最後期仕様と思われますが、足回りは同社のF〜G型用の中期仕様パーツ流用の為、気にしなければそれで済むんでしょうが、私としてはちぐはぐな印象が否めません。
そこで、転輪と、鋼製転輪のホイールキャップをモデルカステンの転輪セットに、キャタピラをドラゴンの組立式最後期軽量タイプにそれぞれ交換しました。
前照灯はモデルカステンのロストワックス製に交換、ペリスコープや後部キャタピラ、キャタピララック等をグンゼやタミヤのキットから流用/追加しています。
戦車兵はタミヤの「ドイツ戦車兵小休止セット」からスカウトしてきました。
車体は黄色を強めに調合したラッカー系ダークイエローを基本色としてエアブラシ塗装。レッドブラウンとロシアングリーンをそのままエアブラシ塗装。
車体下部は、ダークアースをエアブラシ塗装。
装備品類もラッカー系で筆塗りしました。
キャタピラはダークアースと黒系を混色したキャタピラ色で塗装。
墨入れ、ウェザリングには、タミヤのエナメル系ブラウン、艶消しブラック、ウェザリングパステルを使用しています。
デカール乾燥後、塗装/デカール保護の為に全体に艶消しクリアーをエアブラシしています。
車体下部を中心に土ぼこりを表現する為に、ラッカー系ダークアースをやりすぎ無い様に注意してエアブラシしています。
キャタピラ接地面や、金属同士で擦れる箇所は黒鉛を磨りこんでギラギラしない輝きを出しています。
キット付属のデカールを、マークセッターとマークソフターでなじませました。